クリエイトまち塾2024では、時代性に重きをおき、リアルタイムで変化するまちを舞台に活動に取り組みます。
今年度のカリキュラムは、青森のルーツでもある「海」や「みなと」をテーマに、地域の今と未来に目を向け、幅広い視野でまちづくりを学ぶことが出来るカリキュラムを用意しました。

年間テーマ

みなとまち・青森の未来

青森の開港は、約400年前、1625(寛永2)年5月15日、弘前藩第2代藩主の津軽信枚が江戸幕府より、
津軽から江戸までの廻船(物をはこんでまわる船)の許可をもらうことからはじまりました。
これを契機に青森の本格的なまちづくりがスタートしました。
以来、みなとを起点に船や鉄道の要衝となり、今では、本州と北海道との物や人のながれをつなぐ重要なまちとして青森は発展してきました。
今年度は、青森のまちづくりのルーツである「みなとまち」の切り口から、このまちの未来を考え、実践をしていきましょう。

コアプログラム

講義/ワークショップ

年間テーマである「新しいまちづくり」について思考を深めることのできる講義とワークショップを予定しています。講師陣には、近年の潮流を踏まえつつも、本質を突いたまちづくりのレクチャーをしていただきます。ワークショップは、活動の節目で行い、これまでの活動を学びに深化させるためのディスカッションを実施予定です。

ホームルーム

商店街で実際にお店を営んでいたり、イベントを開催したりすることを通じて、青森のまちなかを盛り上げている大人の方々に担任を務めていただきます。これまでの商店街での取り組みや歴史を学びながら、担任の方と共に、オリジナルのまちづくり活動を企画・実践することが出来ます。

成果発表会

成果発表会では、一年間の活動を踏まえ、クラスごとにまちづくりの企画提案を発表します。成果発表会には一般の方も来場可能で、80名収容の会場は超満員です。有識者や一般の方を前に、渾身のプレゼンテーションを披露します。また、一年間の学びを振り返るパネルディスカッションも行われ、クリエイトまち塾の集大成となる一日です。終了後は関係者で懇親会(打ち上げ)を行い、一年間の労をねぎらいます。

年間スケジュール

コアプログラム
活動日時活動テーマ活動内容
2024年6月22日(土)
13:00-17:30
青森市中心市街地のまちづくり活動を学ぼう
長くみなとまちの玄関口でもあった青森市中心市街地の変遷とともに、新たな取り組みや新たな店舗について学び、青森の魅力を捉えなおします。
また、これまで約10年間に渡って青森市で活動してきたクリエイトの活動を学びます。併せて、これから地域で活動する際の心構えについても学びます。
【エキスパートプログラム】昨年度の学びの振り返り
・オリエンテーション
・講義
・HR活動
・商店街ツアー
2024年7月
終日
ウォーターフロントエリアの資源を学ぼう
現在の青森駅の顔であり、みなとまちとしてのシンボルでもある「青森ウォーターフロントエリア」にはどのような資源があるのかを
あおもり駅前ビーチでのアクティビティなどを交えながら学んでみましょう。
【エキスパートプログラム】伝えるコツを学ぼう実践編(写真撮影の技術)
・講義
・アクティビティ
・HR活動
・交流会※◎
2024年8月まちづくりの第一線で活躍している人から学ぼう
まちづくりの現場で活躍している方を講師に迎え、まちづくり活動を進めるうえでコツや大切にしていることなどを学びます。
また、講義を踏まえ、印象に残っていることなどを話し合うグループワークを行い、学びを深めます。
【エキスパートプログラム】学びの相談会
・講義
・グループワーク
・HR活動
2024年9月伝えるコツを学ぼう
まちづくりで大切なことは相手にわかりやすく伝える(発信する)こと。
コミュニケーションを生業にしている講師を迎え、伝えるコツについて学びましょう。
【エキスパートプログラム】質的調査法(調査設計とクロス集計)
・講義
・ワークショップ
・HR活動
2024年10月
終日
他の地域のまちづくりから学ぼう
青森県内で先進的なまちづくりに取り組んでいる地域に赴き、フィールドワークと、まちづくりのキーマンからの講義を通じて、まちづくりを学びます。
青森市のまちづくりを客観的にとらえる機会とします。
・フィールドスタディ
・講義
・HR活動(別日開催)
2024年11月みなとまち青森のこれまでを学ぼう
いよいよ再来月、青森市は開港400周年の年を迎えます。今年度のテーマでもある「みなとまち」の切り口から青森市のこれまでを楽しく学びましょう。
・講義
・HR活動
2024年12月
11:00~18:00
アイデアを考える技術を磨こう
ひとりひとりが「発想する力」と「協働する力」を身につけ、自分なりの「独創と共創の方法論」を開発できるように
「アイデアを考える技術」をアカデミックの観点から学びましょう。
・講義
・ワークショップ
・中間発表
・HR活動
2025年1月
午後
プレゼンテーションのスキルを学ぼう
企画提案にあたっては、発表の構成やデザイン・見せ方を工夫することで、効果的に相手に伝えることができます。
プレゼンテーションのスキルを高めるテクニックや意識の持ち方を学びましょう。
・講義
・HR活動
2025年2月
午後
まちの未来を考えよう
社会の仕組みをデザインする【社会デザイン】の観点から全国各地でまちづくりに取り組んできた講師を迎え、青森の未来を考えます。
また、まちづくりに取り組もうとしている大人世代の方にも参加してもらいワークショップも実施します。
・講義
・ワークショップ
・HR活動
2025年3月
終日
1年間の学びを振り、地域に発信しよう
まちづくり活動の成果と学びを整理したうえで、地域に向けて自らの活動を広く発信します。
・講義
・最終試験
・ワークショップ
・成果発表会
・懇親会※◎
※がついている活動は、交通費や食材費の実費を徴収する予定です。 ◎は任意参加の活動となります。 
日程は変更する可能性があります。参加者には追って詳細の連絡をします。

年間予定(タップで開閉)

2024年6月22日(土)13:00-17:30

青森市中心市街地のまちづくり活動を学ぼう
長くみなとまちの玄関口でもあった青森市中心市街地の変遷とともに、新たな取り組みや新たな店舗について学び、青森の魅力を捉えなおします。
また、これまで約10年間に渡って青森市で活動してきたクリエイトの活動を学びます。併せて、これから地域で活動する際の心構えについても学びます。
オリエンテーション、講義、HR活動、商店街ツアー
★エキスパートプログラム:昨年度の学びの振り返り

2024年7月 終日

ウォーターフロントエリアの資源を学ぼう
現在の青森駅の顔であり、みなとまちとしてのシンボルでもある「青森ウォーターフロントエリア」にはどのような資源があるのかを
あおもり駅前ビーチでのアクティビティなどを交えながら学んでみましょう。
講義 、アクティビティ、HR活動、交流会※◎
★エキスパートプログラム:伝えるコツを学ぼう実践編(写真撮影の技術)

2024年8月 午後

まちづくりの第一線で活躍している人から学ぼう
まちづくりの現場で活躍している方を講師に迎え、まちづくり活動を進めるうえでコツや大切にしていることなどを学びます。
また、講義を踏まえ、印象に残っていることなどを話し合うグループワークを行い、学びを深めます。
講義 、グループワーク、HR活動
★エキスパートプログラム:学びの相談会

2024年9月 午後

伝えるコツを学ぼう
まちづくりで大切なことは相手にわかりやすく伝える(発信する)こと。コミュニケーションを生業にしている講師を迎え、伝えるコツについて学びましょう。
★エキスパートプログラム:質的調査法(調査設計とクロス集計)
講義、ワークショップ、HR活動

2024年10月 終日

他の地域のまちづくりから学ぼう
青森県内で先進的なまちづくりに取り組んでいる地域に赴き、フィールドワークと、まちづくりのキーマンからの講義を通じて、まちづくりを学びます。
青森市のまちづくりを客観的にとらえる機会とします。
フィールドスタディ、講義 、(HR活動は別日開催)

2024年11月 午後

みなとまち青森のこれまでを学ぼう
いよいよ再来月、青森市は開港400周年の年を迎えます。今年度のテーマでもある「みなとまち」の切り口から青森市のこれまでを楽しく学びましょう。
講義 、HR活動

2024年12月 11:00~18:00

アイデアを考える技術を磨こう
ひとりひとりが「発想する力」と「協働する力」を身につけ、自分なりの「独創と共創の方法論」を開発できるように
「アイデアを考える技術」をアカデミックの観点から学びましょう。
講義、ワークショップ、中間発表、HR活動

2025年1月 午後

プレゼンテーションのスキルを学ぼう
企画提案にあたっては、発表の構成やデザイン・見せ方を工夫することで、効果的に相手に伝えることができます。
プレゼンテーションのスキルを高めるテクニックや意識の持ち方を学びましょう。
講義、HR活動

2025年2月 午後

まちの未来を考えよう
社会の仕組みをデザインする【社会デザイン】の観点から全国各地でまちづくりに取り組んできた講師を迎え、青森の未来を考えます。
また、まちづくりに取り組もうとしている大人世代の方にも参加してもらいワークショップも実施します。
講義、ワークショップ、HR活動

2025年3月 終日

1年間の学びを振り、地域に発信しよう
まちづくり活動の成果と学びを整理したうえで、地域に向けて自らの活動を広く発信します。
講義、最終試験、ワークショップ、成果発表会、懇親会※◎

サブプログラム

コアプログラムとは別に、各クラスで月1回程度集まり、実践や企画提案の準備を行います。
日程は各クラスで話し合い、集まりやすい日時で実施します。対面のほか、オンラインでの参加も可能です。

クリエイトまち塾2024のポイント

一流の講師による講義と充実のフィールドスタディ

これまで、クリエイトまち塾の講義は、その時々の青森県のまちづくりにおけるキーマン・トップランナーや、各分野のプロフェッショナルが登壇してきました。今年度もまちづくりやプレゼンテーションなどをテーマに一流の講師による講師はもちろん、まちづくりについて実際にフィールドに飛び出すカリキュラムなど、参加者が大いに成長できるプログラムを用意しています。

【過去の講師】(一例)
・鈴木 寛(元・文部科学副大臣、東京大学教授、慶應義塾大学教授)
 2017年10月【議論から社会を変える方法】
・角田 誠(コピーライター、元・株式会社電通ECD)
 2017年11月【言葉のチカラ】ほか
・木村 尚(NPO法人海辺つくり研究会理事)
 2018年10月【―東京湾大感謝祭から学ぶー 海と人を繋げるアクション】ほか
・土肥 潤也(NPO法人わかもののまち代表理事、こども家庭庁「こども家庭審議会」委員)
 2023年12月【高校生から始める新しいまちづくり】ほか
・西 秀記(青森市長、元青森商工会議所副会頭)
 2024年2月【市民力+民間力でみんなの未来を育てるまちに】ほか

優秀な活動発表には市長賞&教育長賞も!

年度末に開催される成果発表会では、自分たちの一年間の活動を地域の方に向けて発表します。また、一年間の活動を踏まえて、青森市のこれからのまちづくりに関する企画提案を行います。
皆さんの発表内容は、まちづくり等に関して知見を有する有識者に審査をしていただき、発表後に各クラスごとに丁寧なフィードバックを得ることができます。また、最も優れた活動を実践したクラスにはクリエイトアワード(市長賞・市教育長賞)が授与されます。

【2023年度審査員】
・佐々木  秀之 (宮城大学事業構想学群 准教授)
・工藤 健 (ジュニアグローバルトレーニングスクール顧問)
・横山  英大 (青森市副市長)
・一山 創太朗 (弘前大学医学部6年生・クリエイトまち塾OB)

自分たちの頑張りが番組や新聞に!

半年間の活動には青森ケーブルテレビのクルーが密着し、青森市民チャンネルで活動の様子がオンエアされます。

また、皆さんの活動の様子は適宜、報道機関に情報提供を行っていて、新聞やテレビニュースで取り上げていただけることもあります。

2年目の参加者を対象に、さらに成長できる「エキスパートプログラム」も用意!

前年度の学びも踏まえ、まちづくりの実践で得られる学びをさらに充実させたものにするため、2年目以降の参加者を対象としたエキスパートプログラムを用意します(任意参加)。

まちづくりマイスター制度が始まります

クラスでの企画提案での評価だけではなく、参加者一人一人のまちづくりで得た学びや姿勢を認定する「まちづくりマイスター制度」を開始します。